16th 2月, 2011

東京ぼっちA-21 金沢・白川郷 一日目②

金沢・白川郷旅行の一日目②です。

さて、兼六園を出た辺りからですね。近未来的な椅子と極彩色な空間が魅力的な21世紀美術館にやってきました。

水中なのに溺死する素振りを見せない人々や

無謀にも己の尺度を空に当てはめようとするゴールドマンを見る事が出来ます。

ちなみに、この施設は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていて、市民ギャラリーなどは無料で見学できるのですが、それだけでも芸術欲を満たすのには十分でした。

次は近くに在る、そういえば、金沢は観光名所がそれぞれ近接していてまわり易いです、石川四高記念館に行きました。

一高が東京で二高が仙台、三高は京都で四高が金沢、そして五高が熊本に六高の岡山、七高が鹿児島という訳です。風格ある通路。

上記の高校に進学した者達は、ほぼ確実に帝国大学に進学できるので、自由な校風が生まれたそうです。ここ石川四高の校風は超然主義だそうで、時々”ストーム”と称して暴れ、市電を止めたりしたそうです、KOOLですね。今の東大生は見習った方が良い。

そろそろ昼食に向かいます。こちら市役所近くにあった、幼少期に見たら無意識下に刻み込まれて一生もんのトラウマになる事間違いなしの彫像。シュールの境地ですね。

21世紀美術館の裏手、円形なので相対的ですが、にある加賀石亭を訪れます。

季楽膳(1900円)を頂きました。種々の細かい美味しい料理やvolumeのある天丼など、値段に対する満足感が高く、食事を楽しむ事が出来ます。雰囲気も高級でgood.

デザートには弾力のあるわらび餅が。抹茶が美しい。

この時間帯は荷物を美術館の無料コインロッカーに叩き込むという非道な事をしていたのですが、15時から宿にチェックイン可能になったのでそちらに移動です。

ホテルエコノ金沢片町、一泊朝食付きで3300円、無線LAN完備です。とりあえず小休止して再出発。

犀川大橋を渡り対岸へ向かう。

ひがしと対をなすにし茶屋街に到着。地図を見ると、どちらの茶屋街も城から川を挿んでいます。お遊びには遠隔地がよろしかったのだろうか。

資料館があり、お遊びの遺構を垣間見る事が出来ました。

再び川を渡り戻り、長町武家屋敷跡に向かいます。

人を惑わす為か、結構くねくねしていました。

足軽資料館など、熱狂的なファンが居そうですが、無料で足軽の生活が学べます。

道沿いにあった村上という和菓子屋で、夕食の一部を購入しました。

貴船明神は縁切りと縁結びに効果があるそうなので、なりふり構わず祈っておきました。どちらもです。でも良く考えたら切りは正面、結びは裏から参らねばならぬので、どちらも切りだよ\(^o^)/

ショッピングストリートたる香林坊・片町、竪町、新竪町を歩きます。理解能力を超越したオブジェに脳がやられる。

渋谷・・・?

凄いなんか言葉で表現できない複雑なでも悪くも無い感情を抱きました。いつか渋谷の方も撮ってきます。と、いうよりMa Maisonのレビューにありました。

竪町ストリートは、横浜の元町ストリートと似ています。甲乙の問題では無くてね。どっちもお洒落な感じ。

竪町ストリートと新竪町商店街を続けて歩くと、原宿から巣鴨へとまるで時空を越える感覚を味わう事が出来ます。

商店街を抜けきった後は、犀川沿いに戻ります。黄昏る日暮れ。

この地をリスペクトした室生犀星の、文学碑が建立されていました。

一気に夜の街化した香林坊の図。右手のアトリオで夕食その2を購入しておきます。

満月近くですね。昨日(18日)が満月でしたから。

宿に帰着、夜は怖いので早めに寝ましょう(笑

夕食は趣向を変えて甘味重視で。モンブランは石川県産コシヒカリ100%の米粉、能登大納言奥能登の鶏卵を使用したもっちりしたロールケーキの上に五郎島金時のクリームをたっぷり絞った一品だそうです。村上の上生菓子と合わせて我ながら和洋折衷が決まっている。ここには載せられなかった素敵な飲み物も美味しかったです。

そして陶酔しながら就寝・・・。二日目へどうぞ。

Responses

[…] さて、兼六園を出た所で一日目②に移ります。 […]

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