2015年10月10日から同12日まで鹿児島に行ってきました。
はてさて、今回は10月の3連休に鹿児島に行ったというやつです。skyscannerで予算内の航空券を探したら鹿児島があったというだけの理由ですが、それくらい何も考えない方が気楽でいいのかもしれません。
Jetstarで成田空港第三ターミナルから出発します。京成の始発で、かつ駅から割と歩いたため疲弊したのは否めませんが、仕方がないです。2時間弱の睡眠を貪りました。
無難に鹿児島空港に到着です。バス待ちの喫煙所では、東京へ向かう人々が鼠国やスカイツリーに思いを馳せる話を聞いていましたが、何とも言えない感じがしますね。
空港からバスで霧島温泉にやってきました。油断していたら終点の坂上まで行ってしまったので降りて行きます。温泉地だけあって蒸気がすごい。
有毒ガスってさっきから存分に浴びているんですけど大丈夫なんですかね・・・。雛見沢の隠蔽endを思い出しました。
坂を降りる途中に自然探勝路の入口がありました。こちら経由でも中心地に繋がっているようです。コンクリートを進むよりは風情があるでしょう。
入って二秒で完全な山道ですが、岩風呂という気になる標識があります。
霧島最古の岩風呂、所謂野湯というやつですが、山中に澄んだ源泉が湧き出ていて凄い。そして手を突っ込んだところ非常に熱いです。
奥には川も流れているのですが、なんとその川も温泉でした。あちらはぬるいです。
ともあれ、先ほどの入口から数十歩しか離れていない場所で温泉に浸かるのは何とも言えない快感でしたよ、ええ。
探勝路を抜けた所で昼飯となりました。鹿児島なので黒豚です。まずは人生に勝つためのかつ丼ですが、柔らかく非常に美味しかったです。
特段やることもなく、広いわけでもない中心地をぶらついた後は、バスで霧島神宮というパワースポットへやってきました。
良い縁が集まるように祈りを捧げました。人生の検討具合にもよりますが、5年以内には結婚を考えるとこですね。そうでもしないと30手前で死にそうですし。
帰りのバスまで時間があったので、九州全県踏破を実現するため宮崎県まで足をのばしました。滞在時間2分なのは如何ともし難いですが、またいつか来る日があるかもしれません。
これもバス待ちで、小腹がすいたので銘菓を二つ購入。
かすたどんはとろみのあるクリームがよろしく、かるかん饅頭は饅頭の皮がよろしかったです。
菓子による渇きを癒す為に水を取り出したわけですが、なんと霧島の天然水、ここじゃねぇかというツッコミが入ります。
宿に帰着後は温泉に入ったり茫然としたりして時間を過ごし、夕食です。昼と同じ店で今度は黒豚しゃぶしゃぶです。これもまた肉の旨味を十分に感じることができ、大満足の一品となりました。
その後はホテルで究極タイ古式オイルトリートメントなどという贅を尽くし、睡眠しました。タイは年末に行くのでその予習です。
翌朝、霧島温泉から指宿温泉に移動することになります。バスの時間を勘違いしていたため歩いて駅まで向かうことになりました。只管歩きます。
予想を遥に上回る遠さ(14km)でしたが、昨日のマッサージが効いたのか体力はもちました。なんといってもこの距離を歩いても次のバスと変わらないのですから。。。
お世辞にも人が多いとは言えない場所を延々と歩いていたので、町が見えた時は思わず涙が出てきました。途中で行き倒れずによかった。
こちら霧島神宮駅です。ぎりぎりのタイミングでやってきた特急に乗り込み、鹿児島中央へ向かいました。
鹿児島中心街は後日探索ということで、そのまま指宿へと向かいます。2両編成の車(電化ではない)で、ガタゴトと南下していくのでした。
後篇へ続く。