カンボジアに続き、今度はベトナム編（前編）です。
さて、長々とカンボジア旅行についてまとめましたが、今度はさらに長々とベトナム旅行についてまとめてみたいと思います。
カンボジアを３日ほど楽しんだ我々はシュムリアップからベトナムのホーチミンへと飛びました。
ベトナムと聞いて私が即思い浮かべるのはニャーベトナムです（笑）ベトナム戦争なんかも思い浮かびますが、社会や歴史に絶望的に疎い私にとっては大して語ることもありません。
シュムリアップを出発したのが夜でしたのでベトナムに着くころには深夜になっていました。ベトナムといえば日本企業もたくさん海外支店を持っているイメージがありますがそのイメージ通り、夜でも割と活気のある近代都市でした。
翌日朝からベトナム戦争の名残を展示してあるクチトンネルへと向かいます。
ここにはベトナム軍がアメリカ軍と闘った際のゲリラ戦の名残が多数のこっています。いわゆるベトコンたちは広大な地下トンネルを彫り、アメリカ兵たちに奇襲を仕掛けていたという。地下トンネルの入り口は落ち葉などで巧妙に隠されています。
さらには落とし穴なんてのもそこらへんに仕掛けられていたようです。
これがまた何とも恐ろしい。落ちてただ終わりではなく、その穴のそこで待ち受けているのは・・・
ひぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃい！！！！想像しただけで体中痛くなりますね！！！
道中、ところどころに地下トンネルの空気穴も見受けられます。
苦戦したアメリカ軍は枯葉剤をまいたり空爆したりと必死にベトコン残滅作戦を展開したのです。その名残も多数。
こちらは何とB52の空爆によってできたクレーター・・・。
地下トンネルには実際に潜ってみることもできます。トンネル内はかなり狭く、そしてどんどん深くへもぐっていくのでなかなかの恐怖感です。閉所恐怖症に人にとってはまさに拷問でしょう。私は途中でリタイアしました（笑）
また、ベトコンたちの食事を体験することもできます。これはタロイモとい当時の兵士の主食です。お味のほうはなんというか味のうすいサツマイモみたいな感じです。塩を付けて食べるのですが、素朴な味で悪くはないですが毎日食べるものではないなぁという感想を抱きました。
クフトンネルではあの有名なAK ４７の実弾射撃ができたりといろいろ刺激的なイベントも発生しましたがあまり写真をとれなかったのでこれくらいにしてホーチミンへ戻りました。
早速昼食です。
さーて、ついにお出ましニャーベトナム！！ベトナムといったらやっぱりこれでしょ！
本場のフォーはなかなか美味い！SAIGONビールも最高です。なんだろう、日本にいるとアジア料理って個人的にはあんまり好きじゃないんですが現地で食べるとなんか全然違いますね。思うに、ビールも現地料理の味に合うように作られてるでしょうね。だから地元のビールと地元の飯、この相乗効果で日本のエセアジアンなんかとは全然違った美味しさを楽しめるんじゃないでしょうか。
この春巻きのような物体は、手元の「地球の歩き方」によると「ゴイ・クォン」というらしいです。
さて、腹を満たしたらホーチミン市内へ繰り出します。カンボジアの隣国とは思えないほどに近代的です。
公園のメンテナスなんかはやはり新興国らしいテキトウさがみられます。なんでしょう、この心に訴えかけてくるようなオブジェ・・・。
ホーチミン市にはあの有名なサイゴン川が流れています。近くで見てみると、日本じゃあまり想像できないレベルに濁っています。
そこで釣りをする地元民とそれを撮る陣月。
川沿いには巨大な看板が立ち並びいます。ハイネケンはベトナムっぽいトレードマークをしていますからベトナム人に人気なんですかねぇ？
こちらは町中にあった謎の落書き。なんか感じるものがあったので思わず撮影してしましましたがなんなんでしょうか。詳しい人がいたら情報お待ちしております。
ホーチミン市にはひときわ目立つ建造物があります。ビテクスコ・フィナンシャルタワーです。このビルの４９階にはサイゴンスカイデッキなるものが存在し、地上178mからホーチミン市内を一望できるとこのことで早速向かいました。
いやぁ、すばらしい眺めですね。ぜひとも夜景も眺めてみたかったものです。東京のように高層ビルがそこらじゅうに立ってるということもないので地平線まで見渡すことができます。
高層建造物ランキングなるものが存在し、なんと日本を代表する高層建造物は新宿にあるあのコクーンタワーでした（笑）
なんだか近未来的なサイゴンスカイデッキ。
サイゴン川も一望できます。
目覚ましい経済成長の一方、こんな高層ビルが建設途中で放置されている現実があります。
経済的な問題点なんかはさておき、こういう巨大廃墟は男心をくすぐりますねぇ。一番上で一晩生活してみたいです。
上から望むサイゴン川。今気づいたんですがこの船、尖端沈没してませんか？（笑）
いろいろとカオスな東南アジア旅行もいよいよ終盤！後編ではマーケットや裏通りに潜入してみたいと思います。
