13th 3月, 2011

東京ぼっちA-22 ③ 仙台~稲毛

2011年3月12~14日 仙台から千葉への記録です。

翌朝、荷物を調えて出発です。大きな都市と言えども到る所に被害の爪痕がありました。

いつもは透明感を出して清潔なガラスも、こうなっては凶器です。

ビルが倒壊するなどの被害は無いようです。阪神の教訓でしょうか。しかし電気は来ていないです。

日本人の美徳と言われるように、コンビニに整列しておられます。私も並び、朝食用に柿の種やポテチを購入しました。

仙台駅に向かいました。東北新幹線がその内復旧するかと期待していたんですが、全くそんな気配も感じられません。駅舎と架線、線路の全てが酷い状態らしい。

メニューの模型も悲惨な事になっています。

こういう損傷は出来るだけ早く直した方が良いと思います。見るたびに気が滅入ってしまいますから。

ビルの側面にヒビが入っている。

開いている食料雑貨店はどこも長蛇の列です。そりゃそうですよね。

すぐに棚は空っぽになってしまいました。

さて、ここからまた飛びます。午前中は市役所前の椅子に座って体力を回復し、午後からは本日の宿を求めて市内を歩き回ったのですが、臨時休業だらけで見つからないと。避難所に行くのは地元住民に迷惑なので、野宿覚悟で市役所に戻った所、山形へ臨時バスの情報を入手しました。そこから新潟に抜けるのが最善と考え、これまた長蛇の列に並び、最終の車両で仙台を脱出して山形に到着しました。山形では電気が復旧しており、シャワーを浴びれたのがgood.こちらは翌日の朝食で、良い食事が取れて嬉しかったです。

山形から新潟へのバスがまた予約が一杯でどうなる事かと思ったのですが、臨時便が何本か出ていてどうにか乗りこめました。こちらは途中の休憩施設から。大量の雪が残っています。

そして、正午頃に新潟に到着しました。ここまで来れば大体大丈夫です。

腹ごしらえは駅弁で。豪華な食材で冷めても美味しかったです。

上越新幹線は混んでいたので、深夜バスで東京に戻る事にしました。スマホで予約です。便利すぎたのでdocomoショップで予備バッテリーを購入しておきました。時間があったので暫くぷらぷら。

新潟が意外と栄えていたのに驚きです。Loftがあるとはやりますね。あまりにも平和な日常過ぎてそのギャップを埋めきれず、ABCで靴を購入すると言う不思議な行動をしていました。

信濃川と夕日

こちらは南口のようすです。こっちは少し閑散としていたか。

PRONTで一服した後、夕食は駅中にある天地豊作で頂きます。

タレかつ丼を食べました。肉が柔らかく、米も美味しくて満足です。窓からの景色も良い。

食後は土産を見つつ過ごす。電車が動いています。

23:00に新潟に別れを告げ、東京まで戻ってきました。

翌朝東京帰着後は総武線運休の知らせに焦りつつも、京成に乗り込み津田沼まで行き、そこから自宅まで歩いて帰りました。帰った当初はこちらの人間の危機意識の低さに憤りすら覚えましたが、やはり経験した事象により捉え方が変わるのでしょう。千葉でぱにくって被災地に迷惑を掛けたら元も子もありませんからね。

今回は以上になります。東北一周する予定が大幅に変わりましたが、とりあえず帰って来れて良かったです。まだ終わっていませんね。自分に出来る事をしていけたら良いと思います。

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