旅行に行きがあれば、帰りもある。
さんふらわあ号が炎上した関係で、jingetsuはフェリーの日程をずらしましたが、mikiroは実習があったため陸路での帰宅となりました。
しかも8000円の高速代を看過できないとし、まさかのオール下道での帰郷としたため、想像を絶する過酷な戦いとなったのであります。
戦いの幕開け。午前三時過ぎ、青森の夜明け前です。
まずは見逃せないポイントである恐山に向かうため、青森から北上します。
廃校の知らせを示す小学校たちを尻目に、バイクを飛ばします。
実際かなり奥地にあり、霧が深く死ぬかと思いました。
そして三途の川を超えて…
恐山に到着。こんなところまでドローンの余波が及んでいるようですね
500円を払い中へ入ると、さっそく温泉があります。
異様に暑いですが、ここまでの旅の疲れを癒してくれます。
到着が6時(恐山入山可能なのも6時から)だと人が少なくていいですね。
お参りを済ませ…
奥の山岳地帯を進んでいきます。広い…。
あまりにも有名な賽の河原。実際これ、誰が積んだんだろう?
さらに奥に進むと、湖のほとりに出ます。
「極楽浜」とのことですが…
ここが本当に美しい。この浜に来るためだけに青森に行く価値があるかもしれません。
明鏡止水という言葉を聞くたびに、私はこの浜を思い返すことでしょう。
少し高いところからの風景。ただ恐山一角は本当に広く、とても写真一枚には収まりません。
ぜひ一度訪れることをお勧めします。
8時ごろ恐山を後にし、12時ごろ盛岡で昼食。休憩なしで走って昼にまだ盛岡にいる時点であっ…(察し)となりそうなもんですが、当時の私は21時ごろ千葉につく気満々でした。なぜでしょう。不思議ですね。
この後は写真を取る余裕など一切なく、生と死の戦いでした。
青森埼玉間を国道4号線、埼玉千葉間を国道16号線で結び、結果的に恐山8時発~千葉翌日3時着の合計19時間走ったことになります。
結論から言うと、東北~関東を走る場合、盛岡~仙台~福島間を高速を使い、その他は下道で良いと思います。
仙台前後は信号に相当止められる上に一車線しかない区間が多く、かなり時間と体力を消費します。
一方それ以外の区間はかなりストレスなく走ることができ、時間によっては車列に合わせるだけで高速と変わらない走りになるでしょう。
時期によるとも思いますが。参考にしていただければ幸いです。
それではまた。