30th 7月, 2015

有馬温泉 前編

2015年7月30日から兵庫県の有馬温泉へ行ってきました。

メンバー全員がそろって活動するのはとても久しぶりである。今回はどんな事案が我々を待ち受けているのかと胸を高鳴らせながら、晴天のアクアラインを渡る。

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千葉から有馬温泉までの道のりは、実に遠い。google mapでざっと計算すると、その距離は実に605.3km!時間にして7時間34分である。

この距離を走破するために運転手3人体制で挑んだわけだが、のど元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもので、3か月前の苦しみなど今は何も覚えていない。非常に快適な車内だった記憶しかない。しかし、600kmという果てしない距離は、確実に”車体”を蝕んでいたのだ・・・。

そうこうしているうちに有馬温泉に到着した。見ての通り、5人が宿泊するには広すぎる部屋である。その障子の向こうには風情あふれる喫煙所まであるという徹底ぶりだ。

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長旅の疲れを、部屋で一休みして癒したいところではあったが、明るいうちに温泉街を練り歩くことにした。

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周囲には古いお寺や、源泉(例のごとく実に不味い)など、温泉街というにふさわしいスポットが散財している。かといって、人がわんさかいるわけでもなく、今まで訪れた温泉街の中では非常に閑静な温泉である。

周囲を一通り散歩すると、気付けば夕食の時間となっていた。少々値がはるだけあって、贅沢なメニューを楽しめた。

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食後、巣にこもるがごとく姿を消したjingetuを放置して、残りのメンバーは夜の温泉街へと繰り出した。

温泉街は、昼と夜とではまったく異なった表情を見せる。昼間は人気のない閑静な温泉街であった有馬温泉は、夜には賑やかな夏らしい温泉街へと姿を変えていた。

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お祭りでは、舞子さんが踊り、大人たちは屋台で酒を飲み、子供たちは射的や輪投げを楽しんでいた。そしてその中心を涼しげな小川が流れている。

温泉街というのはやはり冬に来るというイメージであったが、夏には夏の楽しみ方があるようだ。yutoの短すぎる浴衣さえ、美しい思い出として心に残されている。

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帰り道、きれいな満月が顔をのぞかせていた。

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さて、有馬温泉を満喫したところで、せっかく神戸まできたのだから、淡路島→四国まで足を運ぼうということになった。淡路島までは割とすぐである。

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いろいろと紆余曲折あった気がするのだがすべて忘れた。とりあえず、この小さな島の牧場で牛を眺めていた。

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淡路島は本当に一瞬で過ぎ去った。もはや橋の一部である。

先を進むとあっという間に鳴門海峡にたどり着く。人生初の鳴門海峡である。

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こんなデッカイ橋を建設しようと最初に考えた奴はほんとにすごいと思う。

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鳴門海峡を渡ったならば、渦潮を見ておかなければバチが当たるだろう。

タイミングが悪かったのか、想像していたよりもしょぼい渦潮しか見ることができなかった。ネットでかっこいい渦潮の画像を探していたら、渦潮を見物する船の情報が出ていた。なんとこの船、水中から渦潮を眺めることもできるらしい。今度は船からでっかい渦潮を見てみたい。

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さて、一通り渦潮を眺めて満足したところで、気づけばそこはもう四国だ。四国名物らしいラーメンを食した後で、逃げるようにフェリーに乗り込んだ。

このフェリーで対岸、和歌山へと渡る。もちろん、車ごとである。

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船の上はとても時間がゆっくりと流れていてよい。世間から隔絶された感じもよい。

和歌山につくころにはすっかり夕方になり、長かった2日目も終わろうとしていた。次に向かうのは大阪である。怒涛の後半をお楽しみに。

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後編へ

 

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