2014年3月8,9日、この荒んだ心を療養するために、伊香保温泉へ行ってまいりました。
先月大雪のために行くことが叶わなかった伊香保温泉に今度こそ行ってきました。
暗黒期を抜け出したCHMの起点となる大切な旅行です。yutoは欠席のため4人での旅行になります。
なぜか予定通り電車にて落ち合うことが出来なかったりと様々なドラマが生まれた往路ではありましたが、電車とバスを乗り継いてともかく伊香保へつきました。
宿泊した旅館は伊香保の有名な石段の途中に位置します。その石段はいかにも温泉街らしい雰囲気で風情があります。
石段の途中には伊香保を題材にした与謝野晶子の詩が刻まれています。
途中には無料の足湯なんかもあり、そこかしこに温泉があふれています。
石段を上まで上るとそこには伊香保神社が鎮座しています。
高度が高いからか気温はとても低く、路面も凍結していました。
神社の奥には氷に覆われた石段が細々と続いていました。山の斜面を蛇行しながら進むその小道は下から終りが見えないほど長く続いていました。雪かきもほとんどしてありませんし、そこへ向かう人が誰もいないところをみても冬の間は行くべき道ではないようです。
ところがなぜか、のぼっていました。
そしてその道は思っていた以上に険しいものでした。路面はめちゃくちゃ滑ります。そしてすごく長くて急です。
療養しにきたはずなのに我々はなぜこんなに苦しんでいるのだろうかと自問しながら、先陣をきるjingetuの背中を追いかけるしかありませんでした。
足が小刻みに微細動するという謎の現象に悩まされながら宿へ帰ればこの有様です。
宿はとても雰囲気のいい場所であり、部屋もとても広く快適でした。温泉のシャワーは小学校のプールのシャワーを彷彿させ束の間の郷愁に浸ることができました。
食事処には囲炉裏が用意されていて、柔らかくジューシーなもち豚や昔ながらの焼き魚を楽しむことができ、この疲れ切った身体と心を癒すのに十分なもてなしを受けることができました。
夜には例のごとく酒宴が執り行われ、その語り合いは深夜1時を過ぎてもやみませんでした。
朝、古く良き朝食をいただいたあと、宿をチェックアウトし、帰郷に向けて伊香保を満喫するために出発します。相変わらずとても寒いです。
この微妙な距離感。各々物思いにふけります。
すべてが凍てつく世界。
そんななか、流れ続ける温泉は私たちを心から温めてくれます。
こちらでは温泉を飲むことができます。
死ぬほどまずいです。
さらに上ってゆくと、伊香保温泉の源泉に最も近い「伊香保温泉露天風呂」にたどり着きます。こちらがその源泉です。
露天風呂で冷えた身体を温めた後、いよいよ帰宅の時間です。
伊香保温泉街の石段の下のほうでは真ん中に温泉が流れています。
帰宅する前にロープウェイで伊香保温泉街のある山の頂上へ上りました。実際に上ってみると、予想を上回る絶景に圧倒されます。
Gakepputi症候群に苦しむNilsamくんを除いて、メンバーたちはそれぞれ今回の旅行の余韻に浸りながら花札を楽しみつつ帰路につきました。伊香保はまさに温泉街らしい温泉街であり、心と体を休めるには最適な場所だと思います。
さて、今回の記録の〆は2年ぶりくらいの集合写真です。今年は就職するメンバーも出始め時間も取りにくくなるでしょうが、だからこそCHMは新たに再出発をします!
こうご期待!