2012年4月1日に麻雀博物館を見学しにいきました。ついでに寺とかもまわりました。
ついにこの日がやってきました。麻雀博物館です。
この異様な風格を漂わせた白い建物こそが、(自称)世界に唯一の麻雀博物館です。
千葉を車で旅行するとき車窓からよくお目にかかっていました。しかし、空いてなかったり、周りの理解が得られなかったりしてついにこの日まで足を踏み入れることができませんでした。
こちらがその公式HP。時代を感じさせる背景が、その歴史を物語っています。
さて、この日は日曜日でありましたが、その無駄に広い駐車場には一台も車は止まっておらず長閑な集落の風景に突如としてあらわれる白い建造物は圧倒的違和感を私たちに与えます。
入館料500円を払って館内へと突撃すると、そこにはまさに麻雀によって彩られた世界が待ち受けていました。
狂気を感じる・・・!何もかもが麻雀によって形作られている・・・!!
驚くべきほど豊富な麻雀牌が展示してあります。管直人さんも東工大らしい研究をなさっていたようで・・・。
雀鬼、30年間無敗と呼ばれたあの桜井章一が寄贈した牌がこちらです。
にんげん・・・麻雀だ・・・と・・・!?
ざわ・・・ざわ・・・
とても紹介しきれません。クリスタルの牌やら麻雀関連グッズやらが山のように展示してあり飽きること知らず。
立派な階段を上って二階へ行くと、なんとも広い空間にたくさんの陳列棚、そして飾られた数多の麻雀牌。いったいここはどこなんだ。
世の中にはたくさんの牌があるのだ・・・それらひとつひとつが物語を持っている・・・
これぞ・・・まさに・・・伝説の牌っ!!!
こんな愉快な牌まで陳列してあります。しっかりと透視用コンタクトレンズまであるのですから時代は進歩したものです。
金!!なんということだ・・・まるで私たちを麻雀の暗い淵へといざなう悪魔のよう・・・
外国の麻雀牌も山ほど展示してあります。彼らは萬子が書けずにずいぶん苦労していたようです。
ほかには戦時中に子供たちが必死に作った麻雀牌や、あのルイヴィトンが作った麻雀牌など世にも貴重な牌が鎮座しております。全部紹介できないのがとても残念です。
珍しい全自動卓が展示してあり動かせるみたいだったので実際に動かして何切る問題に挑戦してみました。
我々の頽廃具合を垣間見ることができる非常に貴重な映像がありますので、戒めとして世界中に公開させてもらいましょう。
えーと、なんだ、その、なんかすみません。
さて、気を取り直して!!!これは貴重!麻雀を作る道具!!
語りきるにはページが足りなすぎる・・・ということで覚めぬ興奮を抑えつつ、勝浦タンタンメンを得るべく麻雀博物館をあとにします。帰り際に頂いた巨大なポスターは、今でも私の部屋にでかでかと飾られています。
さて、早速こちらが有名な勝浦タンタンメン。勝浦のご当地タンタンメンでして割と有名。千葉県民なら当然一度は食べておくべきです。
とてもおいしい。その一言に尽きます。
食後の散歩として近くの海岸で風にあたる。のどかだ。
転じて、なぜかいきなり清澄寺へ。こちら、あの日蓮が修行をしていたことがある由緒正しきお寺です。
例の800年ぶりの木がこちらになります。なるほど、確かに樹齢800年と言われても驚きませんがいくらなんでも適当言い過ぎだろ、いk・・・っと誰かが来たようだ
彼のテンションも最高潮。
細い階段を上ると、後光ある日蓮の銅像が直立しています。
うおっ!なんだこれ!!!いったい何が始まるんです!?
やはり古いお寺なだけあって、荘厳な空気があたりには漂い、とても心が穏やかになる場所でした。とてもアクセスが悪い山奥ですが、ぜひとも一度足を運んでみてください。
帰りには私たちの青春の象徴、高滝ダムに寄りました。車って・・・ほんっとに便利だよな・・・(切実)
いったいどうしてあんなことになったのかわかりません。少なくとも、ダムで談笑しているときには平和だったのです。
しかし、彼は変わってしまった・・・。
7年前、こんなことがありました。
当時も雨が降っていたかと思われます。CHM4人でくたくたになりながらやっとの思いでこの高滝ダムに自転車で千葉から数時間かけてやってきました。
なぜそうなったのかはわかりません。価値観の違いというものでしょうか。私とyuto、Nilsamとjingetuの二組に分かれて帰路につくことになりました。
とても反省しています。
彼ら二人に道を尋ねられた時、ついつい手が滑って、逆の方向を指してしまったのです・・・。あれから7年間、あの日の過ちを忘れたことは一度たりともありませんでした・・・。そのあと、Nilsamとjingetuは・・・雨の中・・・地獄の苦しみを味わったのでしょうから・・・
そして7年後の今日、Nilsamは私に恐ろしい復讐を企てました。なんと・・・!!あの疲労困憊の私に!!!わざわざ遠回りの、7年前にNilsamとjingetuが涙ながらにペダルを漕いだあの道を!!!私に車で追体験させたのです・・・!!!
帰りに車窓から見えた夕日は・・・とてもきれいでした・・・