4th 12月, 2010

東京ぼっちA-17 巣鴨

2010年12月4日 巣鴨近辺を散策した記録です。

こんにちは、Nilsamです。唐突に生きる理由を掴みました(笑 その内羞恥を恐れず公開するかもしれません。

さて、今回は巣鴨散策になります。年寄りの原宿とまで言われている街ですが、一体どのような場所なのでしょうか。スタートは山手線巣鴨駅です。

駅前の様子です。さほど変わった風景ではありませんが、右手後方には演歌を熱唱するおじさまが存在していたので、やはり巣鴨らしい。のかな?

所用の後こちらへ向かったので、時刻は11:30を回ったところでした。とりあえず腹ごしらえですね。今回は左手奥にあった“すがもらーめん”です。

店内はバーのような雰囲気で、往年のジャズが流れていました。狙っている年齢層が高めなのでしょうか。とん塩らーめん(700円)を頂きます。

面は平たい細うどんの様な印象で、みずみずしさが特徴的でした。塩のあっさりと浮いている脂の混在は面白いですね。個人的には塩がやや強く感じましたが。チャーシューもしっかり味が染みていて美味しかったのを覚えています。

そして、食後は翁嫗のメッカたる地蔵通商店街に向かいます。これはその途中での一枚ですが、環境への配慮なのかアーケードに太陽光発電が設置されていました。

そして入口に到着しました。とりあえず突っ込んで行き、右の中山道から帰ってくるつもりです。

4が付く日は縁日が執り行われるらしく、丁度4日に行ったので屋台まで出る物凄い賑わいでした。エナヂーを吸い取られる気がします。

折角なので何かを購入する事にします。当然甘味というわけで、巣鴨名物の塩大福をチョイスしました。5個で600円です。しかし何故か彼らには並んで買うという観念が無いらしく、割と大変でした。

暫く人の流れに合わせて進んでいると、どうして商店街が地蔵なのかが明らかになる高岩寺に到着です。

とげぬき地蔵は聞いたことのある方も多いかもしれませんが、それが祀られているわけですね。次の一枚は洗い観音で、治癒したい部分をタオルで拭いたりすると御利益があるそうです。その為に長蛇の列を作り、一心不乱に拭いてらっしゃる人々の姿を見ていると、日本が無宗教と言うのは大嘘だと言いたくなってきました。だからここで言います。

そして再び流れに呑まれたのですが、あの状態が1kmくらい続いてだんだんグロッキーになってきたので、横道にそれます。人生も早めに主流から逸らした方が楽しい気がしますが。

適当にぷらつきます。これは種を植える所をあしらっているのでしょうか、アートですね。

こちらもアートなモアイと井戸。そして猫二匹。電柱(以下略

そんなに俺を見るなって(ドヤッ

ぶらりとか、ゆったりとか、嘘だッ!http://www.youtube.com/watch?v=pTG5gRzyTO4(音量注意) わいわいお参りにぎやか巣鴨に一票です。

 

さて、そうして地蔵通、引き続いての庚申塚通を抜けて、明治通とぶつかったところで右手に舵を取ります。それはその途中で見つけた大正大学です。明治も大正も昭和もまんまな大学が有るのは面白いと思いました。

交差点を巣鴨駅の方へ戻ると。

妙にアンバランスなマンション。いくら土地が高いからといっても伸ばし過ぎでしょう…。

これは、国道に交差している都電荒川線の動画です。踏切じゃなく信号で処理してるって凄いですね。まぁ、これなら人身も起きないでしょう。

道路沿いに、中学校を改装したという“にしすがも創造舎”が有りました。休憩出来そうなので利用させて頂きます。

先程購入した塩大福を食べることにしました。もちろん一つですが。かじってみると本当に塩味がしてびっくりです。甘塩のバランスが嵌る人には嵌るのでしょう。

国道だけ歩いていても変化が少ないので、また横にそれてみます。道の狭さはそれだけで味を出しますね。

曹洞宗の總禅寺に遭遇しました。

赤門・・・だと・・・?

禅の邪魔をするのも悪いので入りませんでしたが、後から聞いたところによると手塚治虫氏がここに眠っているそうです。少しもったいなかった。

巣鴨では猫に良く出会います。今度はなんと喧嘩の真っ最中でした。毛が飛び散ってるよ・・・。

しばらく睨み合ってました。ついでの機会に自分も睨み合いを試みたところ、驚いたのか逃げてしまった。

さらに適当に進んで行くと、染井霊園に到着しました。天心先生や幣原さんと言った著名人も眠る霊園です。

なんというか、霊園特有の重苦しさが皆無でとても歩きやすかったです。静かで、心が落ち着きました。意外な一押し空間と言えるでしょう。

学会の建物などを横目に見て、巣鴨駅に戻ります。この奥左手には出会い喫茶が有るそうで。駅近一帯はピンサロって言うんでしょうかね、風俗店が多い区域でもあり、おっちゃんが手招きするのをスルーして進みました。実際問題として旨い物を食べたい欲の方が強い。

この看板が一番景観に悪い気がするのは言わないお約束。言ったけど。

次は山手線の内側を歩きます。とはいっても目的地たる六義園を目指しての歩きですが。

柳沢吉保の大名庭園だそうです。日本史の人名が現実とリンクするのは良い刺激。庭園の何枚かを続けます。夜まで居るとライトアップもあるらしい。

六義園を出た後は、和は大福として洋の土産を買う事にします。FRENCH POUND HOUSEへ。

決めるのは難しい。10分くらい眺めて、色彩豊かなケーキを4つ購入。ガトーショコラなんて随分久しぶりに食べたけど、美味しかったです。

そして、いつの間にか愚痴を聞かせる事になったhaku君(絶賛モラトリアム)に会いに駒込駅からメトロで御茶ノ水へ向かいましたとさ。グランスタに新しく出来たグルメモールなんかを見ましたが、グルメタワーってのは流石に言いすぎだったと反省。

巣鴨は以上になります。人が居る場所があって、人が居ない場所がある。それぞれ違った魅力がありました。

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